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釜浅のごはん釜

ごはんをおいしくいただくための道具で主役となるのは、ごはん炊き道具。
釜浅商店では、釜とカマドで炊いたごはんがもっともおいしく、そしてごはんの良さを引き出せると考えています。
釜浅のごはん釜は、カマドに近い熱効率でごはんを炊くことができる独自の平らな形状を採用することで、おいしいごはんを炊くことができます。


釜の素材

日本を代表する伝統工芸品の南部鉄器を採用しました。一つず熟練の職人の手により丁寧に作られています。
鉄器は熱伝導と蓄熱性共に優れ、炊飯時の火力調節もしやすく、蒸らしの際も熱を逃がしにくいため、
自分の好みの炊き方を再現しやすいことも特徴です。


鉄瓶と同じ釜焼き

釜の内側は「釜焼き」という900℃以上で焼き付ける加工をしています。これにより酸化被膜が形成され錆びにくくなります。
「釜焼き」は南部鉄瓶で用いられる技法です。釜の内側から鉄成分が出ることによって鉄瓶のお湯がおいしくなるように、ごはんもより一層おいしくなります。


吹きこぼれを逃がさない

釜のつばに返しを付けたことで吹きこぼれが下に落ちづらくなっているため、コンロが汚れづらい仕様になっています。
また吹きこぼれたあとも洗いやすいため、お手入れも簡単です。


釜蓋

蓋は長野県木曽さわら材を使用しています。さわらは油分が多く湿気に強いことが特徴の木材で調理時の無駄な水分を吸収しごはんが水っぽくなるのを防いでくれます。
蓋の裏側に釜に合った溝を入れることで、釜内の密閉性が高くなり、ふっくらとしごはんに仕上がります。また、家具や建物で古くから用いられている「雇い核継ぎ」加工を施すことで接合部分の強度を上げています。万が一割れが起きたとしても継ぎあることで蒸気を逃がさない工夫がされています。


お手入れ

注意事項

  • 炊いた後はごはんの水分により釜に錆が起きる場合があります。そのため速やかにおひつに移すことを推奨しています。おひつに移すことで水分をほどよく吸収し、ごはんがよりおいしくなります。
  • ご使用後は洗剤を使わず、水もしくはお湯とたわしのみで洗うことを推奨しています。(洗剤をご利用になると、鉄器に馴染んだ油の被膜が落ちてしまいます)
  • 洗剤で洗うことは避けてください。水もしくはお湯とたわしのみで洗うことをおすすめします。食洗器には使えません。
    ※金属たわしは傷をつけるため、出来る限り使用を控えてください。
  • 鉄の道具はとても錆びやすいので、洗った後は水気を拭き取り、必ず火にかけて(※)水気をきちんと飛ばす「空焼き」を行ってください。
    ※長時間加熱し続けず、乾かす程度にしてください。
  • 乾拭きだけの場合、水気が残り、錆が出る恐れがあります。鍋を充分冷まし、出来る限り水気の少ない所で保管してください。
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